
日干
まず干支とは

この図のように五行を陰陽に分けたものを十干
その一つ一つを干支と言います。
日干とは

日干の意味
日干の意味は
その人の本質でありその人がこの世でやることを決めてきたことと言われています。
- 魂の本質のエネルギー
- 環境などで変わらない真の本質
- 滲み出てくる無自覚の本質
- 生まれ持った性質
- 人生のテーマ
日干は四柱推命でその人を占うための一番重要な星になります。
日干を知ることでその人の基本的な性格を知ることができ、
その人が目指す姿願いなども読み取っていけるのです。
十干はそれぞれ自然界の象徴から読み解いていきます。
日干「癸」
十干の「癸」についてお話ししたいと思います。
癸(みずのと) 水の陰(ー)
象徴は「雨」 自然界の雨、露、霧のイメージ

●着実な努力家です。
雨が降らないとどんな生き物も生きられない、というところから
周囲に優しく潤いをもたらす癒しの人。
表面上は穏やかですが信念は強く頑固なところがあります。
一点集中で力を発揮する。雨を一点集中すると意思を砕いてしまうというような力を持っているということ。
逆に一点集中しないときは器用貧乏になりがちになってしまうようです。
生まれつき「優しさ」を持ち合わせている。優しいだけでなく献身的で奉仕精神に
あふれていて周りの人の幸せを自分の幸せのように考えられる人です。
常に自分だけでなく人のことも考えて行動できる人のようですね。
ただ、雨は人を隠すことから自分自身を隠しがちなところがあるので、信頼できる相手には、隠し事をしないで徐々に自分自身をオープンにしていくことで信頼を得て活躍していけることでしょう。